Q.質疑

神戸には、障害の有無にかかわらず、全ての人に野外活動への参加の機会を提供しようとする取り組みが根付いている。市内で活動しているアウトドア・バリアフリー(※1)を実践する団体やユニバーサルツーリズム(※2)に関わる団体を含めたコンソーシアム(※3)を創設してはどうか。

A.回答

神戸ならではの観光資源を活かしたユニバーサルツーリズムに取り組むため、今後はアウトドア・バリアフリーの情報も広く発信していく。また関係する団体が情報共有することで、さらなる連携による事業の広がりが期待できるため、意見交換の場を設けるなど各団体と相談しながら検討していきたい。
(※1) アウトドア・バリアフリー…バリアフリーが難しいと思われる野外活動について、年齢や障害の有無にかかわらず、全ての人に参加の機会を提供しようとする取り組み。
(※2) ユニバーサルツーリズム…年齢や国籍、障がいなどの有無にかかわらず、全ての人が安心して楽しめるように設計された旅行。ユニバーサルデザインの考え方を観光に当てはめたもので、誰もが気兼ねなく観光を楽しめるように環境を整備する取り組み。
(※3) コンソーシアム…複数の企業や団体が、特定の目的を達成するために共同で事業を行う組織。単独では難しいプロジェクトなどについて、複数の団体が協力することで、より効果的に事業を進めることができる。


当日の質疑項目

1.障害学生の実態調査について
2.視覚障害者の一貫した支援について
3.アウトドア・バリアフリーについて
4.児童虐待の対応について
5.地域医療体制について

山口由美 議員
自由民主党
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